第1回「柴田罫線を学ぶ」シリーズとは

株価が上がるか下がるかは二分の一の確率だから、損ばかりすることはないはずだ―と考えたことはないだろうか。
しかし、ことごとく買っては下がり売っては上がるを繰り返し、自分には相場のセンスがないとか、運がないとかで納得されてはいないだろうか。
個人投資家の多くが含み損を抱えているのが現状である。株式市場とは証券会社の自己売買部門、機関投資家、外国人に至るありとあらゆるプロフェショナルが全神経を集中させ真剣勝負で臨んでくる非常に厳しい世界である。
弱者はあっという間に負かされてしまう弱肉強食の世界であるということを、個人投資家は肝に銘じる必要がある。
プロの投資家はどのように売買しているのだろうか。ファンダメンタルズを分析しての投資を行っているプロは、数社から数十社について一日中研究し、時にはその会社を訪問してまで企業内容を調べ上げ、適正な株価水準や目標株価水準を算出した上で投資しているのである。それが、ファンダメンタルズで投資を行うということなのである。
そのようにしてプロが絞り込んだ銘柄を対象とした集中的な売買を行っているのに、個人投資家が昨日まで聞いたこともない銘柄を新事業の発表があったから、業績が上方修正されるから、といって売買するということがいかに無謀であるかはいうまでもない。
むずかしいといえる株式市場で、個人投資家が勝つ方法があるのだろうか。 相場を観測する方法には、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析がある。前者は上記で述べた方法であるが、後者のテクニカル分析こそが個人投資家を勝てる投資家にしてくれる唯一の方法だと思って間違いない。
テクニカル分析とは過去の罫線図の動きからその後の株価を予測するものであり、その方法には様々なものがある。
テクニカル分析の中でも数々の実績を築いてきた「柴田罫線」をマスターすることが、相場で勝利するための最短距離だと確信している。その考え方の基本はどのようなものであろうか。

「柴田罫線を学ぶ」シリーズでは

⇒ 「柴田罫線」の基礎体系が学べます。

1:相場の基本的な動き

2:相場の老若(安い株価位置、高い株価位置)

3:大きな流れ(大勢)と個別銘柄の関係

4:投資スタンスと罫線図
  柴田法則を活用する上で、必ずマスターしなくてはならない
   これらの基本事項をわかりやすく解説。

⇒ 柴田罫線を使った実践的な投資法が学べます。
   分散投資と損切等について解説。

⇒ 「柴田罫線」と柴田秋豊先生にまつわる様々な話を掲載いたします。

「自分なんて全然信じられない。信じられるものは罫線図だけです。」

罫線画像 これは、柴田罫線を使ってすばらしい投資成績を収めている、ある個人投資家の言葉である。

その言葉にはどのような意味が隠されているのだろうか。株式市場で刻一刻と形成される株価はどのように決まるのか。それは個々に出てくるニュースであるのか、それともニューヨークなど海外の株式相場であるのか?
確かに、ニュースによって株価が動いているように感じることもあるのだが、もう少し深く考えてほしい。個々のニュース、政治情勢、為替など、ありとあらゆる情報を基に人々が株価を決定するのである。

株価は、その株価で買いたい人と売りたい人によって決まるのである。どれだけの人がどれほどの株価で買いたいのか、売りたいのか、その力関係で決まるのである。その戦いの結果としての、戦歴が罫線図である。
その結果は二度と変わることがない軌跡となって残される。そこには今日までの売り、買いの戦いの状況が、現在どちらが優勢になりつつあるのか、その勢いはどの程度か、それとも戦況は拮抗していて勝敗の行方はわからない状態なのかといったことが明瞭に表れる。
それを見極めることが、絶対に必要なのである。

「柴田罫線」とは、罫線図上に現れる様々な状況を的確に把握し、今後どのように相場が動いてゆくのかを見極めるための全てが含まれるテクニカル分析法である。

「柴田罫線を学ぶ」シリーズではその「柴田罫線」の中で、必ず理解しなくてはならない基本事項をわかりやすく解説するとともに、残された資料や記事等の紹介のもする。それらを学ぶことは「柴田罫線」に対する正しい理解をしていただくために欠かせないの最初のステップと考えている。

「柴田罫線」で常勝投資家になるステップを学ぶ

参考画像なにげなく運転している自動車。まだ初心者であった頃「自動車を運転する」という行動が、様々なステップを踏んだ上に成り立つということを思い出して欲しい。交通ルールを学び、車の運転方法を学ばなくてはならない。運転講習を受け、免許を取得しても危なげなく自信をもって運転できるまでにはある程度運転する必要がある。快適に運転できる車も購入する必要があるのではないだろうか。

「柴田罫線」を使ってコンスタントに利益を上げるということも同様のステップが必要だ。「柴田罫線」の基礎知識を学び、棒足法則を学び、鈎足法則を学ぶ。過去の罫線図を検証し、実際の相場でシミュレーションを行う。売買を始めても最初のうちは自信が無いのがあたりまえであり、何度か失敗も経験しながら自信を得る。相場を快適に分析できるソフトウェアもあった方がタイミングを逃さず効率よく投資が行える。すばらしい自動車に乗ったが、アクセルとブレーキを踏み違えて大事故を起こすのだけはやめてほしい。  

▼学ぶ

・「柴田罫線」の基礎知識を学ぶ
  →「柴田罫線を学ぶ」シリーズの利用、無料セミナーの受講

・ 棒足順張り48法則を学ぶ
  →棒足法則書、伝授ビデオおよび棒足基本法則解説書の利用
  「天底と転換罫線型罫線倶楽部」の利用、
  有料セミナーおよび通信教育講座の受講

・棒足逆張り48法示を学ぶ
  →棒足法則書の利用、「天底と転換罫線型罫線倶楽部」の利用

・ 鈎足法則を学ぶ
  →鈎足法則書および伝授ビデオの利用
  「天底と転換罫線型罫線倶楽部」の利用
  有料セミナーおよび通信教育講座の受講

▼実践

・検証
  →過去の罫線図に法則をあてはめて検証
   「天底と転換罫線型罫線倶楽部」で意見交換

・仮想売買を行う
  →仮想ポートフォリオの運用、仮想ネット売買の利用

・ 実践売買
  →投資ノートの作成

▼ツール

・柴田法則PLUS
  →棒足・鈎足罫線図の閲覧
  5000にも及ぶ銘柄から目的の銘柄を一瞬で選定

・ネットメンバーサービス「柴田秋豊の罫線」
  →高速常時接続のインターネット環境があればどんな所からでも
  柴田罫線で確認、銘柄選定機能も充実

機械的に売買できる ――
自信を持って出動できる――
常勝投資家

谷畑p昭先生

PRO 柴田秋豊先生の元で法則を伝授され、その後「柴田罫線」の著作権を引き継いだのが谷畑p昭先生だ。
現在、株式会社清光社の代表取締役であり、「柴田罫線」関連の商品を開発・販売・サポートをおこなっているデータ・ゲット株式会社の取締役会長でもある。 清光経済研究所は柴田秋豊先生の編み出された「柴田罫線」の研究および普及を目的として設立された。

特に柴田家秘中の秘とされ門外不出とされてきた「柴田鈎足法則」を自動的に表示するソフトウェアを製作・販売していることは世に広く知られている。最近では通信環境の激変に対応し、インターネットの常時接続を前提とした罫線閲覧サービスも実。多くのお客様の投資活動を支えている。
これからも、社会インフラの変化にあわせ、その時代にベストのサービスを展開していく予定だ。 柴田秋豊先生が亡くなられた今、法則について先生に尋ねることはできない。
お客様の疑問に対し、柴田先生が残された法則書を元に、できる限り「柴田秋豊先生だったらどう考える」を基本に対応している。「柴田罫線を学ぶ」シリーズでも考え方は同じだ。

「柴田罫線を学ぶ」シリーズをPDFファイルでダウンロードする場合はこちらから

 
目次
第2回